東京都が12月4日からの「人権週間」にあたり交通広告とTV-CMを制作。ryuchellと和合由依さんを起用
インタビューを受けるryuchell(左)と和合由依さん(©︎東京都)
CMを撮り終えた和合さんは「自分の色を見つけられなくても自分の『個性』はみんな持っているので、その時に色というのが見えなくても、時間が経った時には見えてくると思います。今つまづいていても未来というものを信じて進んでいってもらえたら、一番なのかなと思います」、ryuchellは「生きていると大変なこともいっぱいあると思うんですね。自分というものを大切にするために、つらい時ほど自問自答して。その中で何かを手放すこと、新しい何かことをつかむこと、そういうふうな作業をしていってもいいですし、何よりも自分の心、自分の未来を大切にして生きていってほしいなと思います。そして皆さんにも、それぞれのあなたにしかない『色』を見つけて、進んでいっていただきたいなと思います」などと視聴者に向けてメッセージを送っている。
人権週間は「人権デー」である12月10日を最終日とする1週間。1948年12月10日に国際連合が、すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準として「世界人権宣言」を採択し、その採択日である12月10日を「人権デー」と定めた。
日本では法務省の人権擁護機関が1949年から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を行っている。東京都でも毎年、この時期にキャンペーンを展開。また区や市のレベルでもさまざまなイベントを開催している。