サッタリがプロ21戦目にして初黒星。カリミアンは後味の悪い反則勝ち【K-1】

ド迫力の打撃戦を展開したブディオ(左)とカリミアンだったが…(撮影・蔦野裕)

 K-1 WORLD GPクルーザー級王者のカリミアンはカルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアンタイ)と対戦し、前代未聞の反則決着で試合が終わってしまった。

 1R、ローを空振りのカリミアンにブディオがパンチで前に出る。カリミアンはクリンチで止める。ブディオの左ローがローブローとなり一時中断。再開後、カリミアンは飛びヒザも着地の際にブディオは左フック。続く展開でカリミアンが突き放し、コーナーを背にしたブディオにカリミアンが走り込むとブディオの前蹴りがカリミアンのアゴに入る。ブディオが左インロー、右ローをカリミアンの前足の左足に集中攻撃。効かされたカリミアンはバックブローで反撃もブディオは圧をかけて、コーナーに追い込むと右フックから右ストレートを連打。カリミアンがふらつき、レフェリーがスタンディングダウンを取る。再開後、ブディオが頭を抱えてヒザを打ち込んでしまい注意が出る。再開後、ブディオがパンチで前に出るとカリミアンはまっすぐ後ろに下がってしまい連打を浴びてしまう。