上野勇希が納谷幸男を破り、悲願の「D王」初制覇。「KO-D無差別も持ってDDTを広めます!」【DDT】

上野が打点の高いドロップキック

 昨年は優勝決定戦で竹下幸之介に敗れ涙をのんだ上野は、1年前の悔しさをバネに2年越しで「D王」初制覇を成し遂げた。上野は「納谷と決勝で戦えてよかった。まだまだ俺はDDTで一番になって、DDTをもっといろんな人に見てもらうために頑張るから。(DDT)UNIVERSALのチャンピオンです。D王優勝しました。KO-D無差別も獲ります」と歓喜のマイク。
 
 バックステージでは「去年から、今年優勝するしかないと強がって、負けたらどうしようって考えたこともあったけど優勝しました。納谷は覚醒なんて言われてるけど、こんなもんじゃないでしょ。DDTをどうやったら背負うか分からないけど、UNIVERSAL獲って、D王優勝して、無差別も獲って、“DDTには俺がいんねんぞ”って。そう思わせてこそDDT背負うことになる。今日DDTで一番強いのは僕です。UNIVERSAL持って、無差別も持ってDDTを広めます」と満面の笑み。無差別級へのチャレンジに関しては「D王優勝して、挑戦させてもらうじゃないですよ。無差別に挑戦させろと言ってるんで」と挑戦を希望する意向を明らかにした。
 
 敗れた納谷は「偉そうにDDTを背負うとか言って、負けて悔しいです。でも、絶対見といてください。2023年、納谷幸男、もっと上に行きます。絶対にKO-Dのベルトに挑戦できるくらいデカくなります」と悔し涙を浮かべながらも、来年のさらなる飛躍を誓った。