日本 PK戦でクロアチアに敗れベスト8入りならず。森保監督「“追いつけ”ではなく“追い越せ”を考えていけば必ずこの壁は乗り越えられる」【W杯】
先制ゴールを決めた前田(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
ドイツ戦、スペイン戦と前半に失点していた日本。この日は0-0で折り返すかと思われた前半41分、日本は自陣でボールを奪うとカウンターで伊東が左サイドを切り裂き、守田英正が左サイド深くでキープ。前田大然、守田がクロアチアのDFの寄せをしのぎ、前田が遠藤航につなぐ。遠藤はペナルティーエリア内にスルーパス。鎌田大地がシュートも惜しくも枠の上に外してしまう。
絶好のチャンスを逃した日本だったが、42分には右サイドからの伊東のクロスをクロアチアのDFがクリアし右コーナーキックを得る。堂安がニアに蹴るとDFに跳ね返され、再度、コーナーキック。今度はショートコーナーを選んだ堂安。鎌田、伊東とつなぎ堂安が左足でクロスを入れると、吉田麻也が折り返し、そのボールを前田が押し込んでゴール。
VARでオフサイドがチェックされるが、ゴール認められ、日本は今大会初めて先制した。