日本 PK戦でクロアチアに敗れベスト8入りならず。森保監督「“追いつけ”ではなく“追い越せ”を考えていけば必ずこの壁は乗り越えられる」【W杯】
後半、ペリシッチ(左)のヘディングでクロアチアが同点に追いつく(写真:新華社/アフロ)
両チームとも交代なしで後半がスタート。序盤、チャンスを作った日本だったが得点はならず。高さを利したプレーが目立ち始めたクロアチア。後半10分にはロブレンがクロスを上げるとペリシッチが頭で合わせ、同点に追いつく。
日本は後半19分に長友と前田を下げて三笘薫と浅野拓磨、30分には鎌田を下げて酒井宏樹、42分には堂安を下げて南野拓実を投入し、勝ち越しを狙うが得点を挙げることはできず、試合は延長に。延長前半、クロアチアに疲れが見え始め、終盤、日本が再三チャンスを作るが決めきれず。
延長後半開始時に守田を下げて田中碧を投入。日本は後半10分、長くボールを支配するが前線の浅野になかなかボールが収まらない。アディショナルタイムは1分。ペナルティーエリア内でフリーとなったマイェルにボールが渡り、ヒヤリとさせられるがシュートはわずかに枠を外れ、試合はPK戦に。
PK戦は日本が先行となったが、1人目の南野、2人目の三笘がともにGKに止められてしまう。3人目の浅野が決め、クロアチアの3人目リヴァヤがポストに当てて外し、流れが変わるかと思われたが4人目の吉田が止められてしまう。最後はパシャリッチに決められ、日本のベスト8入りはならなかった。