“初代虎”佐山サトルが猪木さん追悼の30カウントゴング。新間氏は「アントニオ猪木という人はリングの中では神であった」

スピーチする新間会長(左)(撮影・須山杏)

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.20」(12月8日、東京・後楽園ホール)で10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんへの追悼の30カウントゴングが鳴らされた。

 この日行われた追悼セレモニーでは“過激な仕掛け人”新間寿会長、初代タイガーマスクの佐山サトル、藤原喜明、船木誠勝、ジャガー横田がリングに上がり、リング下にはこの日出場する選手ら関係者が集まった。

 最初にマイクを持った新間会長は「亡きアントニオ猪木、そして猪木寛至社長と長くお別れすることになりました。私どもにとってアントニオ猪木という人はリングの中では神でありました。この神に続いて、猪木寛至という人は力道山先生の思いを込めて、事業家として世の中、人のためにできることがあるならやりたいという、非常に事業的な野望を持った2人、アントニオ猪木と猪木寛至さんでございます。鳥は飛べども涙は流さず。我ら一堂は涙乾く暇なし。猪木さんという人は多くの人々に夢と希望を与え、そして多くの人に惜しまれつつこの世を去りました」などと故人をしのんだ。

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