“初代虎”佐山サトルが猪木さん追悼の30カウントゴング。新間氏は「アントニオ猪木という人はリングの中では神であった」
30カウントゴング中、スクリーンには生前の猪木さんの写真が映された(撮影・須山杏)
そして「アントニオ猪木という人は本当にこのリングの中では神であった。よく“カール・ゴッチがプロレスの神様だ”と良います。しかし私は“違う。このリングの中の神はアントニオ猪木だ”と声を大にして言いたい。そしてアントニオ猪木の後を継ぐのはここにいるタイガーマスク」などと続け「“元気ですか!”あの人の声を忘れることができない。アントニオ猪木がこのリングの中でどういう思いを持って戦っていたか、今日はそれを伝えたくて皆さんの前にまいりました。最後に佐山サトルに渡します」などと佐山につないだ。
佐山は「我々の本心は10カウントではなく、30カウントで天まで届け、アントニオ猪木先生」と語り、ゴングを鳴らした。30カウントが鳴り終わるとリングアナウンサーが「NWA世界ヘビー級王者、格闘技世界一、IWGPヘビー級王者、225パウンド、燃える闘魂、アントニオ猪木ー」とコール。最後は猪木さんのテーマ曲「炎のファイター」が流れた。