来年2月に引退の緑川創のRISEラストマッチは延長の末、リカルド・ブラボとドロー【RISE163】

緑川の右ストレートにブラボの顔がゆがむ(撮影・三田春樹)

 ブラボはアルゼンチンからのキック留学生で17歳の時に来日し現在22歳。初代M-1世界スーパーウェルター級、新日本キックボクシング協会ウェルター級の王座を獲得し、戦績は25戦22勝(17KO)2敗1分の戦績を誇る強豪で今回がRISE初参戦となる。

 1R、緑川の右カーフにブラボは左ミドル、前蹴りを返す。ブラボの右ロー、前蹴り、左ジャブ、右ローは強烈。緑川も右カーフ。ブラボは右ローから重いパンチにつなげる。ブラボが圧をかけ顔面へのヒザを狙ったところで緑川がミドルを合わせると、これがローブローとなり一時中断。再開後、ブラボが左右のフックで前に出る。ブラボはロー、前蹴り、パンチと上下に打ち分ける。ラウンド終了間際、緑川がパンチで前に出る。