新王者・古木誠也が天国の父に「見守ってくれて、ありがとう」【KNOCK OUT】

コーナーに詰めてパンチの連打を見舞う古木(撮影・須山杏)

 古木は2019年にIBKO国際武道空手道連盟・軽量級の優勝者で今年2月にプロデビュー。11月の後楽園大会で響波に1RKO勝ちを収め、この日の王座決定戦に駒を進めた。

 1R開始早々、いきなり工藤が連打で仕掛けると古木はガードを固めしのぐ。そして右ロー、左ミドル、左ボディーで反撃。古木の重いパンチをもらい動きが止まった工藤をコーナーに追い込むとパンチのつるべ打ち。工藤はコーナーに崩れ落ちるようにダウン。古木がKO勝ちを収めた。