古豪クンタップが節目の100戦目で王座獲得「カッコいいベルト、本当にうれしい」【KNOCK OUT】

クンタップが判定勝ち(撮影・須山杏)

 5R、ともにミドルを蹴ってから、津崎が圧をかけてコーナーに詰めるとヒジ打ちを狙う。クンタップは組みついてヒザ。蹴り合いから津崎が前に出るとクンタップが組み付く。津崎がパンチの3連打をクンタップの顔面にヒット。前に出る津崎にクンタップは下がりながら左右のミドル。それでも前に出てパンチを狙う津崎。津崎はパンチをなかなかクリーンヒットさせることができない。それに対し、クンタップは的確に左ミドルを当てていく。ゴングの瞬間、両手を挙げて勝利をアピールするクンタップに対し、一瞬遅れて両手を挙げた津崎。

 判定はジャッジ3者とも49-48の3-0でクンタップが勝利を収め第2代王者となった。

 クンタップは試合後のマイクで「皆さんこんばんは。ありがとうございました。カッコいいベルト、本当にうれしかったです。また来年、よろしくお願いします。ありがとうございました」挨拶し、四方に頭を下げた。

「KNOCK OUT 2022 vol.8」(12月11日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第9試合)スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級 3分5R・延長1R
●小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)(3R1分22秒、TKO)チャーパヤック・サクサトゥーン(タイ)○

◆セミファイナル(第8試合)第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦 3分5R・延長1R
●乙津 陸(クロスポイント大泉)(判定0-3=47-50、47-50、46-50)心直(REON Fighting sports GYM)○

◆第7試合 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦 3分3R・延長1R
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)(1R1分23秒、KO)工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)●

◆第6試合 初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦
3分5R・延長1R
●新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)(2R1分55秒、TKO)久井大夢(TEAM TAIMU)○

◆第5試合 第2代KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R・延長1R
●津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)(判定0-3=48-49、48-49、48-49)クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)○

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約 3分3R・延長1R
○鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)(2R2分23秒、KO)モンダム・ウィラサクレック(タイ)●

◆第3試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R・延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷)(2R1分24秒、KO)庄司啓馬(TEAM TEPPEN)●

◆第2試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
●大野貴志(士道館新座ジム)(1R1分32秒、KO)古村 光(FURUMURA-GYM)○

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○小倉尚也(スクランブル渋谷)(判定3-0=30-27、30-28、30-28)加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)●

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACK フェザー級 3分3R
●yu-ki(隆真GYM)(3R2分55秒、TKO)雅治(レンジャージム)○

◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUTアマチュア・チャレンジマッチ/-65.0kg契約 2分2R
○柳澤翔太(クロスポイント大泉)(判定2-0=20-19、19-19、20-19)松本大輝(パラエストラ八王子)●
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