大仁田厚が全日本の来年2・4八王子での電流爆破決行を宣言。爆勝した無我軍には藤波辰爾の参戦を要求【FMWE】

最後は竹村に前後から電流爆破バットをフルスイング

 試合後、大仁田は「西村さんよ、今度は藤波辰爾を連れてこい。無我は絶対に潰す」とよもやの要求をすると、両軍が乱闘に発展。西村は「大仁田さん、藤波辰爾、考えましょう」と応じた。大仁田は「西村さんよ、アンタには悪いけど、藤波辰爾を出してきたら、アンタの5倍のギャラを払うよ」と条件提示まで行った。

 控え室に戻った西村は「無我の総帥は藤波さんですから、乗るか乗らないかは藤波さん次第。私と藤波さんの確執は終わったわけじゃないし。もういいんじゃないですか。15年経った今。大仁田さんからのラブコールでもあるけど、私からのラブコールでもある。わだかまり残して組みましょうよ。まったく180度色合いの違うところで再会しましょうよ。実現できるかできないか、何かメッセージを残さないと前に進まないわけですから」と前向き発言。邪道軍との今後の戦いについては「決着ついてませんからね。向こうも納得いかないでしょうし。吉江中心に回ってますけど、ヒロ斎藤だって、後藤達俊だっている。トニー・セント・クレアー、ドリー・ファンク・ジュニアだっている。その場所とタイミングですが、まだまだ私だって負けるわけにはいかない」と抗争継続をアピールした。

 さらに、グッズ売店でサイン会をしていた大仁田は「2月4日、八王子で全日本プロレスに電流爆破を持っていく」と絶叫した。大仁田は2・4八王子大会への参戦が決定済み。2017年2月に同会場で大仁田は船木誠勝と電流爆破デスマッチ(爆破王選手権)を行っており、電流爆破の決行に支障はなさそう。果たして、大仁田の投げ掛けに全日本はどう反応するか注目だ。