松本潤、自分の金ピカの甲冑姿「格好いいですよ(笑)」新大河ドラマ『どうする家康』初回試写


 2023年の大河ドラマ『どうする家康』の初回試写会が12日、渋谷のNHKで行われ、主演の松本潤、有村架純、野村萬斎が記者会見した。

  注目の脚本家の古沢良太が新たな視点で描く大河ドラマ。今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた竹千代(松平元康、のちの家康)が、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、群雄割拠の乱世へと飛び込み、さまざまな困難を乗り越えていくさまを描く。

 主人公の徳川家康を演じる松本。試写会を迎えた今の気持ちを聞かれると、「出来上がった作品の初回を見ていただいたことをとてもうれしく思っていますし、非常に安心しております。ようやくここまで来たなというふうに思います。放送まではまだ約1月ありますが、これからたくさんの方に見ていただけるように宣伝していきたい」


 家康の正室・瀬名を演じる有村も「とても大きなドラマがこれから始まるんだなというスタートになっておりました。それぞれのキャラクターの特徴などが感じられるものも多かったですし、ここから愛くるしいキャラクターたちが生まれていくんだなと実感しました。古沢さんの脚本で見やすく軽やかなんですけど重厚感のある作品に仕上がっていると思います。これからたくさんの方々に最後まで見届けていただければなと思います」と、笑顔を見せた。

 初回では、松本が金ピカの甲冑「金陀美具足」を身に着けて登場する場面も。

「着物を1 つとっても甲冑にしても、普段全く触れないものなので、着るだけで役に近づいていきます。扮装というのは自分が演じる上で大事な要素の1つで、自分自身が着ている姿を見て想像します。(今川)義元公にいただいた金陀美具足(金色の甲冑)を着ると背筋が伸びるといいますか、毎回あの甲冑をまとうことで生きるか死ぬかの戦いを今からするんだっていうことを改めて意識できるので、非常に重要なことだと思ってます」

 報道陣から、金陀美具足を身に着けた自分をどう思うかと聞かれると、「格好いいですよ! 」と笑った。

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