亀田興毅氏が初の世界戦に臨む重岡銀次朗の実力に太鼓判「特上クラスの世界王者になる」【3150FIGHT】

重岡の強烈な左ボディーに亀田氏の顔がゆがむ

知名度は並み以下。知名度を特上にせなあかん

 スパーの後にミットを持ち左ボディーと右フックを受けた亀田氏は「8オンスでこれはエグイ。今の入ったら相手死ぬな。これ、(スパーリングを)やらんで正解やわ」と舌を巻いた。

 重岡の練習を見た亀田氏は「“並”の世界王者はたくさんいる。亀田興毅も並の王者。特上クラスはほんのひと握りしかいない。井上尚弥選手は特上。井岡選手、具志堅さんも。五輪金メダリストの村田選手も特上。内山さんも」などと思い当たる名前を挙げたうえで「日本で見てもめったにいないが、重岡選手は特上クラスに行く。練習を見て思った」と重岡の素質に太鼓判を押した。

 その一方で「知名度を特上にせなあかん。今、知名度は並み以下。今はいろんなところで銀次郎のプレゼンをしまくっている。3150FIGHTで知名度を特上にします」とファウンダーとしての仕事に意欲を見せた。

 今大会では重岡の世界戦のほかに「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」王者・谷口将隆(ワタナベ)vs メルビン・ジェルサエム(フィリピン/同級1位)、「WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ」王者・木村吉光(志成)vs力石政法(緑)、そして石井慧のプロ2戦目など好カードが並んでいる。

「3150FIGHT vol.4」(1月06日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)
◆WBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
谷口将隆(ワタナベ)vs メルビン・ジェルサェム(フィリピン)

◆IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
ダニエル・バラダレス(メキシコ)vs 重岡銀次朗(ワタナベ)

◆WBOアジアパシフィックSフェザー級タイトルマッチ12回戦
木村吉光(志成ジム)vs 力石政法(緑)

◆ヘビー級8回戦
但馬ミツロ(KWORLD3)vs ベダン・アガーワル(インド)

◆フライ級8回戦
花田歩夢(神拳阪神)vs アサエル・ビリャル(パナマ)

◆ヘビー級4回戦
サトシ・イシイ(クロアチア)vs ハン・チャンス(韓国)

◆スーパーフェザー級6回戦
奈良井翼(RK蒲田)vs 一道 宏(T&T)

◆フェザー級8回戦
中川麦茶(一力)vs 山下賢哉(JB SPORTS)

◆スーパーライト級5回戦
大沢宏晋(オール)vs 樋口和輝(ARITOMI)

◆ウェルター級4回戦
藪吹リョー(折尾)vs 福重浩輝(KWORLD3)

◆スーパーフライ級4回戦
芝野浩記(スパイダー根本)vs 森本竜馬(KWORLD3)
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