山本直樹が「自分はこんなもんじゃない。来年に期待して」と2023年中のタイトル獲得をアピール【Krush】

山本の強烈な左ボディー(撮影・須山杏)

 3R、ガードを固めての打ち合いの中、山本が飛びヒザ、そして野田のボディーに左フックを連打。野田もパンチを返すが、ボディーを効かされ動きが落ちる。山本はガードを固め圧をかけコーナーに詰めるとパンチを上下に打ち分ける。野田も押し返しボディーブローの連打も、山本の左ボディーで野田がダウン。立ち上がった野田だったが、山本が強烈な右ボディーからフォローの右ストレートを打ち込むとコーナーでしゃがみ込むようにダウン。山本のKO勝ちとなった。

 山本は試合後のマイクで「この後、同じ階級のタイトル戦があるんですが、自分はこんなもんじゃないんで来年に期待していてください」と2023年中のタイトル獲得をアピールした。メインでは中島が判定勝ちを収め初防衛に成功した。

「Krush.144」(12月18日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R
○光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)(1R1分26秒、KO)早田吏喜(TEAM3K)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
●天野颯大(キング・ムエ)(判定0-3=24-30、24-30、24-30)橋本雷汰(BFA-SEED)○

◆第1試合/Krushフライ級/3分3R・延長1R
○大夢(WIZARDキックボクシングジム)(判定2-0=29-29、30-29、30-28)石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)●

◆第2試合/Krushフライ級/3分3R・延長1R
●西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)(判定0-3=27-30、27-30、28-30)大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第3試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●芳美(OGUNI-GYM)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)櫻井梨華子(優弥道場)○

◆第4試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●真優(月心会チーム侍)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)○

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○林 勇汰(FLYSKY GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=29-28、29-29、29-29)銀次(VAINQUEUR GYM)●

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●鈴木翔也(OGUNI-GYM)(判定0-3=27-28、27-28、27-29)伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)○

◆第7試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○森坂 陸(エスジム)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)●

◆セミファイナル(第8試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)(3R1分51秒、KO)野田哲司(ARROWS GYM)●

◆メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●
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