KO-D無差別級王者・樋口和貞 12・29TDCホールでのV5戦に向け「D王覇者の上野勇希にベルトを持って挑戦したい」【DDT】
――去年、準優勝だった上野選手が一気に優勝。ここ最近シングルで対戦する機会はなかったですけど「強くなった」というのは感じていましたか?
「上野はD王、去年準優勝で、今年の『KING OF DDT』ではベスト4に残ってる。シングルこそ久しくやってないけど、タッグでは結構当たってるんで、すごいなって感じですね。実際(DDT)UNIVERSALチャンピオンですし」
――上野選手は体重的にはDDTの主力ではかなり軽量。それを補う何かがあるんでしょうか?
「あるんじゃないですかね。あるから、こうやって今回、自分の前に立つんでしょうね」
――「D王」で優勝した上野選手が無差別級に挑戦したいと。もう望むところですか?
「望むところというか、自分はD王獲れなかったし、D王覇者に対して、挑戦させてもらう気持ちがある。DDT最強決定リーグ戦をうたったD王で優勝したんだから、現状、上野が最強なんじゃないですか。そこにチヤンピオンの自分がエントリーされてて優勝できなかった。上野が無差別も獲りたいと言ってるのであれば、それは受けます。なんならD王の覇者に対して、丸腰のままじゃ失礼ですから、ベルトを持った俺が挑戦する感じ。それが筋なような気がします」
――シングルでは2020年11月22日、後楽園での「D王」公式戦(上野の勝利)以来、2年対戦していません。前哨戦ではバチバチな戦いになりましたが印象は?
「強いなって感じ。自分とか体の大きい選手とは違う意味で、バケモノだなという気はします」
――いよいよ12・29、TDCホールでタイトル戦になります。ここはどうしてもベルトを守って年を越したいですか?
「ベルトを持って年を越したい気持ちはありますけど、こればかりはそのときの勝負の流れなんで。ただ白黒ハッキリするだけ。いろんな意味で覚悟してます」
――どう戦っていくかはこれから考えますか?
「これから考えるというか、ぶっちゃけ樋口vs上野の戦いにも歴史がある。お互いが分かってる部分がある。どう戦うとか、こうしていきたいとか、歴史のなかの一つになっていくと思います」