「ゾーンに入っている」と勝利を確信の木村ミノル「倒すパンチは決まっている。スカッと終わらせる」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2分間のシャドーを公開

 試合については「1Rで倒す。2Rにいくにしても、ものすごいダメージがたまった状態で2Rにいかせるというのは絶対的な条件と思っている。もし逃げ切られても、それ相応のダメージを与えて2Rに行く」、2RのMMAルールになれば状況は不利になるが「大丈夫。MMAに行っても勝ちますよ」と自信を見せた。その自信の源については「感覚は戻った。勝つときの、一番いい時の状態になっている。自分で分かる。いいゾーンに入っている。相手が強ければ強いほどそこに入りやすい。K-1でトーナメントに勝った時はだいぶいい状態のゾーンに入っていた。今はそんな感じ。(勝利を)確信している。“こういう時は間違いないな”という状態になっている。未経験な部分もあるので分からないですけど、自分的にはめちゃくちゃいい」と語った。その2020年に行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を木村は全3戦1RKO勝ちという圧倒的な強さで制している。

 矢地の打撃については「警戒していないことはないが、打撃は打って来ないというイメージ。いつもの試合のような打撃をしてくれたらラッキー。予想外の攻撃は飛んでくるだろうけど、スピードが違うと思う。今まで見てきた選手の中で癖が一番分かりやすかった」と分析。そのうえで改めて「倒すパンチは1個決まっている。どこで出たか分からないくらい、スカッと終わらせる。そのすきを見せてくれた瞬間に体が反応していると思う」とKO勝ちを宣言した。

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