原口健飛「またどこかでペット選手とできるように明日は頑張りたい」【RISE×SB】

急な試合出場にも関わらず順調な仕上がりを感じさせたアダムチャック(右)

 アダムチャックは「また日本に来られて、とってもうれしい。日本は2回目なので気持ちが楽。私はウクライナから来たウクライナ人。でもジムはアムステルダムで練習している。私はGLORYのファイターです」、原口は「まずはセルゲイ選手、急なオファーを受けていただいてありがとうございます。自分より強い選手がいる中でメインに抜擢された。それだけ期待してもらっているということなので、明日は自分がリングを支配して、今年最後のRISEをしっかり盛り上げて締められたらいいなと思う。取りあえずメリークリスマスなので、最高の試合ができればと思っている」などとそれぞれ挨拶した。

 互いの印象についてアダムチャックが「原口選手は65kgでは日本で一番強い選手だと思っている。でも私は自分のベストを尽くして、自分の持っているスキルを見せて勝つ」と話せば原口は「目が悪くて細かい表情までは見えなかったが、とにかくイケメンなのは伝わった。ムキムキだし、今、声を聞いてめっちゃいい声してるなという印象。(今の自分の感情は)ようやくここに来て試合に慣れた感じがあるので、平常心という感じ」と試合に向けて心身ともに順調な仕上がりであることをうかがわせた。

 今回は「対世界」をアピールするうえで大きな試合となるのだが、原口は「僕が一番、GLORYの壁にぶつかっているので結果を見てもらって、ランキング1位のゾウガリー選手やほかの世界タイトルを獲ってからでもいいので、またどこかでペット選手とできるように明日は頑張りたい」と2連敗中のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)との3度目の対戦を見据えた。