RISEとSBの対抗戦は4勝4敗。RISE王者・宮﨑小雪がMISAKIに判定勝ち。SB王者・川上叶は安本晴翔を破る番狂わせ【RISE×SB】

宮﨑の左ボディーストレート(撮影・上岸卓史)

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催した「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)でRISEとSBの対抗戦が8試合行われ、4勝4敗の痛み分けに終わった。

 第9試合ではRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)とSB日本女子アトム級王者・MISAKI(TEAM FOREST)による現役王者対決が行われ、宮﨑が2-0の判定で勝利を収めた。

 MISAKIは現在6連勝中で前戦ではタイ人ファイター相手にKO勝ち。宮﨑も7連勝中で前戦では初の国際戦で勝利を収めている。

 もともとMISAKIが宮﨑との対戦を希望し、2人はカードが決まる前からSNS上で激しいやり取りを展開。カード発表会見ではMISAKIの「RISE女子は華がない」という発言に宮﨑はもちろん、会見に出席していた小林愛三も「カチンときた」と発言。公開練習などでも激しい舌戦を繰り広げ、この日の対戦を迎えた。

 1R、サウスポーの宮﨑とオーソドックスのMISAKI。ともにロー、ジャブからパンチにつなげていく。宮﨑も足を使うことなく打ち合いに応じる。距離が詰まり組み合う場面も。

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