山田洸誓は引退試合を飾れず。小林愛三は王者対決に敗れる。笠原弘希は“日本人キラー”の牙城を崩せず【RISE×SB】
1R終了間際にコムがダウンを奪う(撮影・上岸卓史)
対抗戦の口火を切った第12試合ではRISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)とEnfusionストロー級王者のテッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)が対戦。1Rにダウンを奪ったコムが3-0の判定で勝利を収めた。
1R、ゴングからコムが積極的に前に出てロー、パンチを放っていく。小林はローからパンチにつなげるがコムはなかなか下がらない。小林は右ハイ、右カーフと蹴りを打ち分ける。コムはパンチを上下に打ち分ける。カーフが効果的な小林だったが、コムがそこに右フックを合わせて終了間際に先制のダウンを奪う。
2R、小林が前に出てパンチの連打から右カーフ。コムはパンチのコンビネーションから右ロー。コムは右フック、左ボディー、右ローのコンビネーション。小林が追うと足を使ってかわすが、小林のカーフが効いてきたか、やや踏み込みが浅くなる。小林はパンチで前に出て右カーフ。コムは足をスイッチしながら動いて小林のカーフをなんとかしのぐ。