山田洸誓は引退試合を飾れず。小林愛三は王者対決に敗れる。笠原弘希は“日本人キラー”の牙城を崩せず【RISE×SB】

コリンズの右ストレート(撮影・上岸卓史)

 第13試合ではSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)が対日本人無敗のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)に挑むも0-3の判定で敗れた。

 1R、コリンズが右ロー、前蹴り、左ロー、左ミドル、左ローと多彩で重い蹴り。笠原が圧をかけるがコリンズは左ミドルを連打。笠原は左ボディー。コリンズは下がりながらも左ミドル、左ハイ、左ストレート。笠原は得意のボディーブロー。コリンズは左ミドルからパンチにつなげる。それでも圧をかける笠原。コリンズは左ジャブ。なかなかパンチの距離に入れない笠原。距離が詰まっても先にパンチを出すのはコリンズ。

 2R、コリンズは前蹴り、左インロー、ミドル、そして左ボディーストレート。笠原が圧をかけるとコリンズhあ前蹴り。笠原もロー、ミドルを出すが、コリンズは左フックをクリーンヒット。笠原はそれでも前に出るが、コリンズはパンチのコンビネーションで左ボディー。笠原がなおも圧をかけるがコリンズは下がりながらも左右のボディー、そして左ミドル。笠原もパンチを出すが単発。コリンズは左右のボディーブローを連打し、右アッパー、左インロー。

 3R、コリンズがバックブローを放った際にヒジが当たってしまい警告が出る。再開後、コリンズは左ミドルを連発、そして前蹴り、左ロー。笠原はワンツー、左ボディー。しかしコリンズはパンチを倍返し。笠原も左ミドルを蹴り、ミドルの蹴り合いになる場面も。コリンズは左インローからパンチの連打につなげる。笠原は前に出て、“打って来い”とアピールもコリンズは一拍置いてから左ミドル、そして左フック右ボディーと打ち込んでいく。

 判定は29-30、28-30、27-30の3-0でコリンズが勝利を収めた。

「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)
◆メインイベント(第17試合)RIVALS RISE×GLORY スーパーライト級(−65kg)3分3R延長1R
○原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ/Mike’s Gym)●

◆セミファイナル(第16試合) RIVALS RISE×GLORY ミドル級(−70kg)3分3R延長1R
○海人(日本/TEAM F.O.D)(判定2-1=30-29、29-30、30-29)ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)●

◆第15試合 RIVALS RISE×GLORY 山田洸誓 FInal Match スーパーライト級(−65kg)3分3R延長1R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)山田洸誓(日本/正道会館KCIEL)●

◆第14試合 RIVALS RISE×GLORY スーパーライト級(−65kg)3分3R延長1R
○白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)イリアス・バニス(モロッコ/Vos Gym/Fearless)●

◆第13試合 RIVALS RISE×GLORY -63.5kg契約 3分3R延長1R
●笠原弘希(シーザージム)(判定0-3=29-30、28-30、27-30)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○

◆第12試合 RIVALS RISE×GLORY フライ級(-52kg) 3分3R延長1R
●小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)(判定0-3=28-29、28-29、28-30)テッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)○

◆第11試合 RISEルール バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●鈴木真彦(山口道場)(判定0-2=29-30、29-29、29-30)志朗(Be WELLキックボクシングジム)○

◆第10試合 RISE×SB(RISEルール) -61kg契約 3分3R延長1R
●石月祐作(KAGAYAKI)(判定0-3=25-30、25-30、25-30)笠原友希(シーザージム)○

◆第9試合 RISE×SB(RISEルール) アトム級(-46kg) 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(判定2-0=30-29、29-29、30-28)MISAKI(TEAM FOREST)●

◆第8試合 SB×RISE(SBルール) スーパーバンタム級(−55kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●植山征紀(龍生塾ファントム道場)(判定0-3=28-29、27-29、27-29)大﨑孔稀(OISHI GYM)○

◆第7試合SB×RISE(SBルール) フェザー級(-57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○川上 叶(龍生塾)(延長判定2-0=10-9、10-10、10-9 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、30-30)安本晴翔(橋本道場)●

◆第6試合 SB×RISE(SBルール) フェザー級(-57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●山田彪太朗(シーザージム)(判定判定0-3=26-29、25-29、26-29)門口佳佑(EX ARES)○

◆第5試合 SB×RISE(SBルール) −95kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●坂本優起(シーザージム)(3R1分2秒、TKO)南原健太(極真会館)○

◆第4試合 SB×RISE(SBルール) -53kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)(1R1分47秒、TKO)翼(TARGET)●

◆第3試合 RISE×SB(RISEルール) バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●有井渚海(ARROWS GYM)(2R1分21秒、KO)山田虎矢太(シーザージム)○

◆第2試合 RISEルール ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○憂也(魁塾)(2R1分12秒、KO)T-98(フリー)●

◆第1試合 RISEルール フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-29、29-29、30-29)KOUJIRO(ジムファイターズ)●

◆オープニングファイト.3 RISEルール King of Rookie 2022 決勝戦 -65kg契約 3分3R延長1R
○陽勇(TEAM3K)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)野口紘志(橋本プレボ)●

◆オープニングファイト.2 RISEルール ライト級(-63kg) 3分3R
○塩川琉斗(TOP STAR GYM)(判定3-0=29-27、29-27、29-27)東 蒼馬(PLACE-K)●

◆オープニングファイト.1 SB×RISE(SBルール) -53kg契約 ●フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
笠原直希(シーザージム)(判定0-3=29-30、28-29、28-30)星 拓海(IDEAL GYM)○
<<< 1 2 3 4 5