サッカー史に残る瞬間【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:森田直樹(2022年 FIFA サッカーワールドカップ 決勝)
夢にまで見た光景が目の前で行われた。
後ろにいるカメラマンたちに背中を押されもみくちゃになりながらもカメラを持つ手を必死に伸ばす。
ピントが合っているかどうかもわからずひたすらシャッターを切った。
そこに写っていたのは群集の中で笑顔でワールドカップを掲げるメッシ。
世界のサッカー史に残る瞬間を撮影することができた。
今後のサッカー史でこの出来事を超えることはなかなかないだろう。
この瞬間を超えるような出来事に再び出会い逃さず撮影できるよう日々精進を続けたい。
■カメラマンプロフィル
撮影:森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。
アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
■アフロスポーツHP
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