avex ROYALBRATS 2連続SWEEP! 単独首位で2022年締めくくる〈Dリーグ〉

©D.LEAGUE22-23

 日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」(以下、Dリーグ)22-23シーズンのROUND.5が28日、有明の東京ガーデンシアターで行われ、avex ROYALBRATS(以下、aRB)がBenefit one MONOLIZ(以下、MONOLIZ)をジャッジやオーディエンスから全ポイントを得るSWEEPで下し、単独首位に立った。aRBは2ROUND連続でのSWEEPでの勝利となった。

 aRBがシーズン単独首位という理想的な形で2022年を締めくくった。

 aRBは全員が白塗り姿で登場すると、今までとは異なる世界観とステージ幅を活用したフォーメーション、ユニークかつアーティスティックな動きで構成されたショーケースで勝負した。今回は振付をコレオグラファーのZoo-Zooに依頼。メンバーは独特な世界観とキャラクターに入り込んでオーディエンスの視線を集めて離さなかった。結果、カラフルで豪華絢爛な中国の春節を表現したパフォーマンスで圧倒したMONOLIZに1ポイントも渡さなかった。

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 イベント終了後の取材で、JUMPEIは、「素直にすごくうれしかったんですけど、作品的に(ステージ上では)あまり喜べなかった(笑)。2連続SWEEPという最高の形で、今日1位になりまして、すごく気持ちいい形で今年を終えられた」と充実した表情。そして、メンバーに「このまま年末をしめて、来年またイチから頑張っていきましょう」と笑顔で呼びかけた。

 振付をZoo-Zooに依頼したことについて、ディレクターでダンサーのYuta Nakamuraは「いつもとは違う作品とかいつもと違う空気感でもaRBは踊れるぞというのをすごく見せたかった」。また「MONOLIZは世界観も素晴らしいしクオリティーも高くてシンプルに強い、勝ち方が分からないと話していて。それで思い切って人に任せてみようと思った」と説明。

 Nakamuraによれば、Zoo-Zooは振り付けをする前にメンバーと合流しワークやトレーニング、話をするなかで、メンバーの個性やキャラクターを知り、今回の「アニメーションじゃないけどそういう作品に近いような世界観で、怖いけど怖くない、そして可愛いみたいな」作品が浮かんだという。

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