クレベル「自分の使命は勝ってRIZINの名を世界に広めること」【RIZIN.40】
「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」でBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦するRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「自分の使命はここで勝つことにより、RIZINの名を世界に広めること」と今回の試合のテーマを語った。
クレベルはパトリシオについては「いい人ね。普通です、普通」、試合については「次は難しい試合になる。簡単じゃない。でも絶対いい試合になる。私も相手も気持ちがある。いい試合になるのは間違いない。でも簡単な試合じゃない」などと激戦を覚悟。
しかし得意なグラップリングの展開にならなかった場合のいわゆる「プランB」については「Bなし。全部A。Aだけです」とグラップリングの展開に持ち込む自信を見せた。
海外のメディアからの「この試合で勝つことでアジアのMMAの価値が上がるか?」といった質問に「メディアというのは一番大きい団体であるUFCに注目しがち。その下にBELLATORやPFLがある。そういう中で、アジアとヨーロッパにもMMA団体があると忘れられがち。UFCは日本で興行していない。日本ではRIZINが一番知られている。シンガポールにはONEがあり、ヨーロッパにはKSWがある。アメリカ以外にもMMAの団体はたくさんある。RIZINは昔のPRIDEのような団体で、世界にもっとMMA団体があることを知らせたい。自分の使命はここで勝つことにより、RIZINの名を世界に広めること」とRIZINファイターとしてのプライドを見せた。