KO-D無差別級王者・樋口和貞が上野勇希を破ってV5に成功し、DDT25周年イヤーを締める【DDT】
バックステージでは欠場中の吉村が樋口を迎え入れ、全選手が記念イヤーを締めくくった樋口を拍手で称えた。
樋口は「感無量です。ホントにDDTにいてよかった。DDTで戦えて、DDTでプロレスができてよかった。上野はすごかった。後輩とかじゃなく、ライバルであり、戦友だと思ってます。次の挑戦者・火野裕士。決着つけたいと思ったので、出てきてもらってありがたかった。来年も自分らしく、DDT背負って、戦っていきたい。今日は吉村の払腰に救われました」とコメント。
王座奪取ならなかった上野は「完敗です。2022年、自分の言いたいこと言って、やりたいことやって、結果が出ていて、このままいけるかなと思いながら。今日は樋口さんに負けて、負けたって楽しいなって。樋口さんは最高だなと思って。樋口さんが引っ張ってくれるDDTなら、もっと頑張れるし、無差別もやっぱり獲りたい。2023年、一年中かけてDDTの一番になります。UNIVERSALの防衛戦もあります。もっともっと、無差別獲るチャンスあります。楽しみです」と前を向いた。
また、記念イヤーを終えた高木三四郎社長は「メインはすごい試合でした。この2人が戦ったら、すごい試合になるだろうと思ってましたけど、いい25周年を締めくくれたなと。TDCホール、平日でしたけど、大勢のお客さんが集まっていただいて、メチャメチャ盛り上がった。この勢いで26周年、27周年と突っ走っていくので応援よろしくお願いします。(来年は?)3月に米国に行くんで。DDTにとっては、米国、欧州、海外のほうが評価してくれるところが増えるかもしれないし、海外を大事にしたい。日本も大事です」と総括した。
◆第一ダークマッチ 10分一本勝負
○岡谷英樹&小嶋斗偉(9分32秒、片エビ固め)高鹿佑也&須見和馬●
※ダイビング・ニードロップ
◆第二ダークマッチ 10分一本勝負
藤田ミノル&MJポー&○KANON(9分31秒、コブラツイスト)高梨将弘&アントーニオ本多●&高尾蒼馬
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○高木三四郎(4分42秒、テキサス・クローバー・ホールド)正田壮史●
◆第二試合 30分一本勝負
○HARASHIMA&坂口征夫(10分8秒、体固め)火野裕士&石田有輝●
※蒼魔刀
◆第三試合 フェロモンズvs“都&区”フェロモンズ討伐連合軍~解散&愛犬コントラ一日体験入店 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&竹田“シャイニングボール”光珠(16分20秒、体固め)彰人&西村修&川松真一朗&勝俣瞬馬●
※バドンカドンク。勝俣のフェロモンズ一日体験入店が決定。
◆第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●青木真也(8分21秒、オブライト)橋本千紘○
◆第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○赤井沙希&荒井優希(12分40秒、ケツァル・コアトル)安納サオリ&川畑梨瑚●
◆第六試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉土井成樹&大鷲透&●平田一喜(12分25秒、エビ固め)遠藤哲哉○&鈴木鼓太郎&岡田佑介〈挑戦者組〉
※バーニングスター・プレス。土井組が初防衛に失敗、遠藤組が第49代王者組となる。
◆第七試合 DDT EXTREME選手権試合~ササダンゴ・マシン45歳、減量できなかったら即通常ルール!スペシャル 60分一本勝負
〈王者〉○秋山準(2分30秒、体固め)スーパー・ササダンゴ・マシン●〈挑戦者〉
※リストクラッチ式エクスプロイダー。第56代王者が初防衛に成功。
(注)トントンプロレス、トントン相撲は試合時間にカウントせず
◆第八試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
竹下幸之介&○納谷幸男(17分43秒、片エビ固め)関本大介&RSP●
※バックドロップ
◆セミファイナル インターナショナル4WAYマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔 vs ●クリス・ブルックス vs MAO○ vs カーラ・ノワール
(13分22秒、逆さ押さえ込み)
◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○樋口和貞(27分57秒、体固め)上野勇希●〈挑戦者〉
※ブレーンクロー・スラム。第79代王者が5度目の防衛に成功。