現王者同士の対戦はパトリシオ・ピットブルがクレベル・コイケに判定勝ち【RIZIN.40】

圧をかけたパトリシオが右ボディーストレート

 2R、パトリシオが圧をかけコーナーに詰める。クレベルはガードを固めロー、前蹴り。クレベルがパンチを振って前に出るが、パトリシオはバックステップ。組み付くクレベルだがパトリシオが振り払う。クレベルはローとパンチのコンビネーション。しかしパトリシオの圧に下がらされる場面が目立つ。クレベルがパンチに行くとパトリシオが右フックをヒット。パトリシオも不用意には前に出ない。このラウンド、クレベルが左目上をカット。

 3R、引き込みを狙うクレベル。猪木アリ状態が続く。パトリシオはローを蹴るが深追いはしない。ブレイクでスタンド。残り2分45秒。クレベルは前蹴り、パンチから組み付くとテイクダウンに成功。上を取るがパトリシオは足を使い密着させず、クレベルのすきをついて、立ち上がることに成功。組み付いたクレベルが引き込んでガードに入れると下から鉄槌。しかし逃れたパトリシオは立ち上がり際のクレベルにキック。その足をつかんだクレベルだったが、取り切れず。

 試合は判定となったが終始、プレッシャーをかけ続け、主導権を握っていたパトリシオが3-0で勝利を収めた。

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
◆第15試合 RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦 ライト級
●ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)(判定0-3)AJ・マッキー(米国/ボディショップ・フィットネス)○

◆第14試合 RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦 フェザー級
●クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)(判定0-3)パトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)○

◆第13試合 RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦 フライ級
●扇久保博正(パラエストラ松戸)(判定0-3)堀口恭司(アメリカン・トップチーム)○

◆第12試合 RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦 バンタム級
●キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)(判定1-2)フアン・アーチュレッタ(米国/ザ・トレイニング・ラボ/コブラカイ・ヴィクタービル)○

◆第11試合 RIZIN vs. Bellator全面対抗戦 ライト級
●武田光司(BRAVE)(判定3-0)ガジ・ラバダノフ(ロシア/MAMISHEV TEAM)○

◆第10試合 RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント 決勝 RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(49.0kg)
○伊澤星花(フリー)(判定2-1)パク・シウ(韓国/KRAZY BEE)●

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
○井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)(2R3分53秒、アームバー)瀧澤謙太(フリー)●

◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
●スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)(1R1分38秒、TKO)ジュニア・タファ(オーストラリア/NTG fight gym-Team Tafa , Team Juggernaut)○

◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
●所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)(1R1分43秒、TKO)ジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)○

◆第6試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール 3分2R
平本蓮(剛毅會)(勝敗なし)梅野源治(PHOENIX)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
○元谷友貴(フリー)(2R2分56秒、KO)ホジェリオ・ボントリン(ブラジル/Gile Ribeiro Team)●

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
○ジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)(1R36秒、TKO)大尊伸光(野田ボディビル同好会)●

◆第3試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
●中原由貴(マッハ道場)(1R4分44秒、KO)鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)○

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
●“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)(1R45秒、KO)宇佐美正パトリック(フリー)○

◆第1試合 RIZIN MMA特別ルール:3分3R(62.0kg)
○YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)(判定3-0)中澤達也(益荒男‐本宮塾)●
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