EVE王者・山下実優がイッテンヨンでの坂崎ユカとのプリプリ王座戦に意気込み【東京女子プロレス】
――2022年11月13日のEVEロンドン大会で、EVE王座に挑戦できる可能性があると聞いた時の気持ちはいかがでしたか?
「獲るしかないと思いました。プリプリのベルトを2回目獲ったとき、(2019年4月に)米国でSHINEのベルトを獲って持って帰りました。そのとき、ベルトを海外で獲って、日本に持って帰ることで、日本で自分のなかで盛り上げられると分かってたので。今回もチャンスをつかんで、持って帰りたいと思いました。それはAEWも同じですけど。海外のベルト挑戦は急展開で来るんで、そういうときに備えて想定してトレーニングしてたりします。AEWは獲れなかったけど、EVEは獲れた」
――そのロンドン大会は昼興行でミリー・マッケンジー選手と挑戦者決定戦、夜興行でEVE王者のアレックス・ウィンザー選手に挑戦しました。昼夜で強豪選手2人相手に戦うのはきつかったのではないですか?
「タフでしたね。きつかった。プラス慣れない場所。達成感というか、そこを超えての余裕というか、いい経験ができたのかなと。こんな状況で獲ったベルトだから、EVEのベルトが特別に思える。結果楽しかったです」
――いざイッテンヨンでは坂崎選手に挑戦します。当面EVE王座に専念ではなく、なおかつプリプリのベルトにも挑戦したかったですか?
「EVEを持ってるから挑戦したいんです。私は3回ベルト獲ってるんで、シンプルに行っても面白くない。今EVEを持って、海外にいっぱい行って、経験してるのが強み。EVEを持ってる勢いがあるからこそ、プリプリに挑戦できるというのがあるので。プリプリのベルトは2回目獲ったときくらいから、次に挑戦するときは、プリプリのベルトを持ったときの自分が想像できるときしか挑戦したくないと思ってきました。今はユカちゃん(坂崎)に勝って2冠というイメージがつくから挑戦する感じです」
――2019年4月にプリプリとSHINEで2冠になりましたが、またその2冠を成し遂げたいですか?
「そこはあります。面白い。いろんな景色も見えるし、プリプリを持てば、それを海外に持っていってアピールすることもできる。日本に海外の選手に来てもらったり、団体内の子が挑戦してくるとか。そこで自分なりに東京女子、海外を盛り上げられるんじゃないかと思います」