EVE王者・山下実優がイッテンヨンでの坂崎ユカとのプリプリ王座戦に意気込み【東京女子プロレス】
「プリプリを獲ったら、世界各国のベルトを獲りにいきたい!」
――2冠になったら、英国や米国でそれぞれの防衛戦をしていきたいですか?
「プリプリを獲ったら、米国に行って米国のベルトを獲りたい。スペインにもベルトがあるんで、それも獲りに行きたい。各国でベルトを獲りに行けたら、それも面白いかと思います」
――米国ではAEWのような大きな団体でなくてもいいですか?
「AEWのベルトには挑戦してるので、いつかはそこにいきたい。米国にはいろんな団体がありますから、そういうところでいろんな団体のベルトを狙っていく。それも楽しみ。AEWに集中じゃなく、いっぱいあるから一つに執着するより、いろんなところで楽しく。いろんなレスラーと出会って、戦えれば。もともと海外に行きたいと思ったきっかけはレスラーじゃなくても、いろんな人に出会いたいというところから始まったんです。許される限り、いろんな人と出会いたいです」
――今回、王者が坂崎選手でなければ挑戦表明はされましたか?
「しなかったと思います。ユカちゃんが持ってるベルトだし、ユカちゃんと戦いたいというのがあったから」
――坂崎選手とは2021年6月6日の「CyberFight Festival」(さいたまスーパーアリーナ)以来、1年7カ月ぶりのシングル戦になります。やはり彼女とは節目節目でシングルで対戦したいですか?
「それはあります。そこに関してはずっと。でも自分がもっと強くならないとというのもあって。今EVEを持ったタイミングで、ユカちゃんもトーナメントで優勝して、プリプリ持って。いい運命なのか偶然なのか。今がいいタイミングかと」
――坂崎選手は当初、挑戦をイヤがってましたが、やはり彼女とのベルトをかけたシングル戦は特別ですか?
「特別ですね。坂崎もそうですし、中島、辰巳(リカ)、瑞希。その辺と戦うのは、人数も増えてきてるので、年間通して滅多にない。その辺と戦うときは特別。そのなかでもユカちゃんと戦うことは特別です」
――1年半経ってますし、坂崎選手にはベルトがありますし、挑戦表明されたと?
「さいたまSAのとき、自分がチャンピオンで勝ったんですけど、正直あの日に関しては存在感で負けた。その辺の悔しさはあります。あの試合、お客さんからは“よかった”、あれがきっかけで“見に来始めました”という人が多くて。大きい舞台でやったんですけど、自分のなかでは結果はうれしかったですけど、反省、課題が残る試合だった。そういうところで、ユカちゃんとはまた戦いたいというのがあったので。最近芽生えたというより、ずっと、その日から思い続けてきました」