“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希が怪女コンビに敗れプリンセスタッグ王座陥落【東京女子プロレス】

合体式ボディープレスで荒井が圧殺される

 ベルトを落とした赤井は「自分もキャリア9年なんで、いろんな選手とやってきたんですけど、あのタイプは初めてで。ベルトはなくなったんですけど、新年早々こういう思いをさせてくれて、そういう意味では対戦相手に感謝してます。優希ちゃんのことが心配だったんですけど試合後の目を見て、全然火は消えてないと思ったんで。うちらに火をつけさせてくれて感謝です」、荒井は「ホントに怖かったんですけど、2023年一発目の試合だったので、しっかりベルトを守って、今年もチャンピオンとして頑張りたかったんですけど。すごいショックというか、ビックリというか、まだ実感がわかないんですけど、もう1回気を引き締めて頑張れってことだと思うんで。トーナメント(“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント)も赤井さんと出るので、またもう1回ベルトに挑戦できるくらい頑張りたいなって思います」と話した。これを聞いた赤井は「そのトーナメントが決まったときと、今では自分の気持ちが違うものになったんで、勝ち上がってベルトを獲り返さないと示しがつかない」と決意をみなぎらせていた。

 一方、ベルトを奪取したハウイツァは「思った通りの結果になったし、思った通りピンクのベルトは私たちのほうが似合う。あの子たちは残念っていうしかない。東京女子が次に私たちに当ててくるヤワな女の子が誰になるのか楽しみ」と高笑いしていた。

東京女子プロレス「東京女子プロレス ’23」(1月4日、東京・後楽園ホール)
◆第一試合 HIMAWARIデビュー戦 15分一本勝負
○愛野ユキ(6分5秒、片エビ固め)HIMAWARI●
※ヴィーナスDDT

◆第二試合 上原わかなデビュー戦 20分一本勝負
○宮本もか&長野じゅりあ(9分15秒、羅生門)遠藤有栖&上原わかな●

◆第三試合 20分一本勝負
○角田奈穂&桐生真弥&鳥喰かや(8分36秒、片エビ固め)らく&原宿ぽむ&猫はるな●
※紫電改

◆第四試合 新春兎にも角にもウサちゃんマッチ 15分一本勝負
○中島翔子(14分53秒、当たり)ハイパーミサヲ○
※勝者は中島とミサヲ。リング上空に吊るされたうさぎのぬいぐるみ3体のうち「当たり」を引いた選手が勝利となる特別ルール。

◆第五試合 プリンセス・オブ・プリンセス王座次期挑戦者決定6選手参加バトルロイヤル 時間無制限勝負
○瑞希〈5〉(16分58秒、キューティースペシャル)伊藤麻希●〈2〉
※〈 〉内は入場順。
【退場順】
①○上福ゆき〈3〉(4分52秒、オーバー・ザ・トップロープ)乃蒼ヒカリ●〈1〉
②○伊藤麻希(6分20秒、オーバー・ザ・トップロープ)上福ゆき●
③○瑞希(8分2秒、横入り式エビ固め)辰巳リカ●〈4〉
※伊藤、鈴芽とともに押さえ込む。
④○伊藤麻希(10分40秒、伊藤パニッシュ)鈴芽●〈6〉

◆第六試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○渡辺未詩(10分34秒、体固め)トリッシュ・アドラ●〈挑戦者〉
※ティアドロップ。第9代王者が2度目の防衛に成功。

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉赤井沙希&●荒井優希(11分29秒、体固め)マックス・ジ・インペイラー○&ハイディ・ハウイツァ〈挑戦者組〉
※マスターブラスター。令和のAA砲が4度目の防衛に失敗、インペイラー組が第11代王者組となる。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○坂崎ユカ(16分8秒、片エビ固め)山下実優●〈挑戦者〉 
※魔法少女にわとり野郎。第11代王者が2度目の防衛に成功。
<<< 1 2 3