サンシャイン水族館の「タチウオ」は飼育スタッフが釣っていた!? 冬のタチウオ採集に密着
サンシャインシティに到着後、活魚車からタチウオをすくい台車で館内に運ぶ
約1時間ほどでサンシャインシティ1階に到着。活魚車からビニダモで1匹ずつタチウオをすくい、台車1台につき3~5匹乗せ、2台ずつ貨物用エレベーターで11階へ運ぶ。11階に着くとビニダモにヒモを通し、10階のバックヤードにつながるハシゴから1匹ずつタチウオを下ろし、下で受け取った飼育スタッフがようやく水槽へ。タチウオを下ろす際も、ビニダモが傾くと待機するスタッフに水がかかるなど苦難の連続なのだ。
タチウオの寿命はおよそ6~8年で、今回採集された50~60センチの個体は1~3歳と推測される。サンシャイン水族館では、タチウオ以外にもゆくゆくは「マンボウ」を展示できないか模索中だという。舞台裏は想像以上に大変だったサンシャイン水族館の「タチウオ」展示、飼育スタッフに思いを馳せながら見に行ってみては?