新極真会の目代結菜が調布署で一日警察署長。初めての制服に「試合の時とは違った緊張があって足が震えている」

見事な正拳突きで板を割って見せた

 この日は空手の時の道着から一転、黒いスーツをまとい登場。任命式で委嘱状を受け取ってからは挨拶も「押忍」ではなく敬礼に。

 まずは前後左右に360度回転する「シートベルトコンビンサー」で車が横転した際のシートベルトの効果を体験。「シートベルト1本で支えられているのが感覚で分かった。シートベルトは絶対に付けないといけないなと改めて思いました」と感想を述べた。

 地域課の警察官とは110番の日をアピール。不要不急ではない場合は110番ではなく警察相談専用電話の「9110番」への電話を呼びかけた。また生活安全課の警察官とは特殊詐欺対策のスローガン「ストップ!ATMでの携帯電話」をアピールした。ちなみに調布警察署管内では昨年の特殊詐欺の件数が警視庁全体でワースト1位の105件に上っているという。

 最後は空手の板割りを披露。屋外での寒さと慣れないスーツを着ながらということもあり、一度失敗してしまったものの、すぐに立て続けに板を割って見せた。

 その後も「自転車シミュレーター」を体験、そして防犯の呼びかけなどを行った。