初参戦の山本琢也が世界2位の山本健斗デリカットにKO勝ちで修斗王座に照準【修斗】
強烈なヒザ蹴りを打ち込むネイト(撮影・堀田真央人)
修斗初参戦となるロイベ・デ・オリベイラ・ネイトが加藤ケンジにKO勝ち
セミファイナルでは修斗初参戦となるロイベ・デ・オリベイラ・ネイト(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が修斗とRIZINに参戦する加藤ケンジ(日本/K.O.SHOOTO GYM)と対戦し、2R4分37秒、KO勝ちを収めた。
ネイトはRIZINで活躍するルイス・グスタボのチームメイトでセコンドにはグスタボが就く。加藤は“遠州の用心棒”の異名を取るストライカー。ともに打撃が主体とあって、KO決着必至とみられていた。
ネイトは「ALI BOM-BA-YE」で入場。1R、加藤がサウスポー、ネイトはオーソドックスに構える。ネイトが右ミドルからパンチで前に。押される加藤が逃げるがネイトはなおも前に出てパンチ、首相撲からのヒザも放っていく。加藤もパンチ、左ハイを返すが勢いはネイト。ネイトの右ミドルがローブローで中断。再開後、加藤は左ハイ、ネイトは右ミドル。パンチの攻防から加藤が左ハイも、これはネイトがガード。今度は加藤の左インローがローブローとなり中断。再開後、加藤は右フック、左フック、左ボディーを的確に当てていく。ネイトが前に出るが加藤は足を使ってかわす。加藤が左ミドルを放ちバランスを崩してもネイトは深追いせず、スタンド勝負を要求。加藤は右アッパー、左フックと多彩なパンチ。ネイトは首相撲からヒザを突き上げる。終了間際、ネイトが押し倒しで加藤を吹っ飛ばしフィジカルの強さを見せる。