大沢文也が予告通りの判定防衛に「倒すなんて一言も言ってないし」【Krush.145】
大沢は巧みなポジション取りと防御で里見の左ハイをしのぐ（撮影・蔦野裕）
3R、大沢はがっちりガードを固め、前蹴り。里見も前蹴り。大沢の右ローがローブローで中断。再開後、里見がヒザを顔面に突き上げ、前に出るも大沢はコーナーを背負いガードを固め追撃を許さない。里見はなおも圧をかけるが大沢のガードは固い。里見の攻撃が止まった時にすぐにパンチを出していく大沢。大沢はパンチを放ちながらクリンチもまじえ時間を稼ぐ。ダウンを取り返さなければ勝利はない里見が繰り出す攻撃をことごとくいなし続けて試合終了のゴング。
判定はダウンを奪った大沢が30-28、30-28、29-28の3-0で勝利を収めた。
大沢は判定の結果が出ると里見と何やら長い会話を交わし、里見を抱え上げ健闘を称えた。