“令和の三冠王”村上宗隆が同世代の若者にエール「目標に向けて何をすればいいかということを見失わずに」

“進化”へのこだわりを見せた村上

 また今年の目標としては「日本一奪還」「リーグ3連覇」「個人としてもキャリアハイの数字を残すこと」を掲げた。理想とする野球選手としての“最終進化形”については「進化し続ける事」と語り、その意味については「どんな時も常に新しい自分を目指して成長、進化し続けることが大事だと思う。いつか野球人生は終わるが、その時に“ああ、いい野球人生だったな”とか“いいプレイヤーになれたな”と思えるように、常に残りの20年ちょっとを必死に進化し続けていくことが大事かなと思う」と“進化”へのこだわりを見せた。

 村上は1月6日に3月開催の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場する、日本代表「侍ジャパン」のメンバーに選出されたのだが「栗山監督からは直接電話で“日本を背負って戦ってくれ”と言われた。もちろん、その前からWBCに出ることが目標だったので“出て、活躍するぞ”という気持ちになっていたが、より一層、世界一に向けて頑張っていこうと思った」などと代表に選出された際の心情を明かした。