GTIEが中央区の小学校で「アントレプレナーシップとSDGs」をテーマに出前授業
5人ずつのグループに分かれて話し合う児童たち
朝日教授によるアントレプレナーシップの説明では、代表的なアントレプレナー(起業家)、アカデミック・アントレプレナー、ソーシャル・アントレプレナーについて紹介された。こうした人たちに共通するマインドである「アントレプレナーシップ」は、学んだり経験したりして身に着けられるものである。教授は「アントレプレナーシップを身近に感じて、新しいことに挑戦することの大切さを知ってほしい」と話した。
続いて、早稲田大学先進理工学部4年の深澤亮さんが、SDGsと今回のグループワークの意義について説明。SDGsの目標を問題点を残すことなく達成するのは難しいことであり、SDGsの実現にはアントレプレナーシップを持った人材がたくさん必要となることを強調した。
ワークショップでは、SDGsの観点から給食が持っている課題として「アレルギー体質の人のための給食」「給食を作るときに、たくさんのゴミが出る」「給食の食べ残しが発生してしまっている」「いろんな文化・風習に気を配った給食とは」を提示した。
これらの課題について、大学生・大学院生のファシリテーター主導のもと、児童らによるグループワークを通じて深堀りし、その後、それらの解決策とSDGsの項目とのつながりについて話し合った。