GTIEが中央区の小学校で「アントレプレナーシップとSDGs」をテーマに出前授業

　グループワークの過程ではスケッチブックにアイデアをまとめ、最終的にはこのスケッチブックを用いて、グループで話し合った内容を児童らが発表した。発表では、同じ課題点について話し合った2つのグループ間で、お互いに意見交換するという形式がとられた。活発な意見交換がなされ「食べ残しの原因の1つに、食べる時間が足りないのが原因なので、食べる時間を増やすために給食以外（朝礼など）の時間を減らす」などの意見が出た。

　授業の最後には、児童から「SDGsという言葉や17の目標があることは知っていたが、具体的な取り組みについて考える機会は初めてだったので、貴重な体験だった」といった感想も聞かれた。

　GTIEは今後、小中高生を対象としたアントレプレナーシップ授業を加速して実施し、日本の将来を牽引するスタートアップや研究者・学者の卵を育成していくという。