チャンヒョン・リーが常陸飛雄馬との延長にもつれ込む激戦制し2度目の防衛【RISE164】
両者のパンチが交錯(撮影・須山杏)
3R、圧をかけるリーの攻撃をかわした常陸は左ジャブ、右フック。リーは常陸をコーナーに詰めるが常陸はここも巧みに上体を揺らしクリーンヒットを許さない。それでもリーは強烈な右ローからパンチを放っていく。クリーンヒットこそ少ないものの、リーの圧を受け続けてきた常陸の動きが鈍り始める。オープンスコアは3者とも10-9でリー。
4R、常陸にとってはここから未知の領域に。リーは圧をかけてジャブ、右ロー。常陸もパンチを返していくが、リーの重いローが徐々に効いてくる。徹底的に右ローから左右のフックを当てていくリー。常陸はそれでも終盤、左フックをクリーンヒット。しかしここまでのような威力はない。リーは前に出てローを蹴り続ける。オープンスコアは2人が10-9でリー。戦前の予想通り、後半になりリーが完全にペースを握る。