大﨑一貴がムエタイの強豪にKO勝ちし16連勝。3・26有明大会での世界戦をアピール【RISE164】
大﨑の左ボディー(撮影・須山杏)
2R、ムァンコーンは前に出て左ハイからパンチを連打。ガードを固める大﨑にムァンコーンは右ロー、左右のボディーを連打。大﨑は右インローから左右のボディー。なおも上下に散らしてムァンコーンを追い詰め、最後は右ローから右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったムァンコーンを大﨑はなおもロープに詰めて上下に散らし、右フックで2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がったムァンコーンだったがガードを固めてしのぐのが精いっぱい。大﨑がコーナーに詰めてパンチのラッシュを放ったところでレフェリーが試合を止め、大﨑がKO勝ちを収めた。大﨑はこれで2019年5月からの連勝を「16」に伸ばした。
大﨑は試合後のマイクで「2023年1発目からいい勝ち方ができた。今年も全勝で行こうと思っている。3月に志朗選手がタイ人とタイトルマッチをやるが、僕もそれを目指しているし、今日は倒せるところを見せることができたので、3月にタイトルマッチ、伊藤代表お願いします」と本部席の伊藤隆代表に「RISE ELDORADO 2023」での世界戦実現をアピールした。