大﨑一貴がムエタイの強豪にKO勝ちし16連勝。3・26有明大会での世界戦をアピール【RISE164】

田丸の左ボディー(撮影・須山杏)

 2Rもクンスックノーイの右ミドルにパンチを合わせる田丸。クンスックノーイは左ハイ、ヒザと散らすが、田丸はロープに詰めてパンチの連打。クンスックノーイは左ミドルも田丸はすぐに左インローを返し、パンチの連打で追い込んでいく。田丸はクンスックノーイに右ミドルを“蹴ってこい”と挑発。そこにパンチを合わせ、左ハイはしっかりガードの田丸。田丸の左インローでクンスックノーイの左内ももが赤くはれる。

 3R、グローブを合わせた瞬間に右ミドルのクンスックノーイに田丸も蹴りで応戦。左内もものはれがひどいクンスックノーイはサウスポーに構え、ともに左の蹴り合いに。クンスックノーイは右ミドルも田丸はパンチをすぐに返していく。田丸はロープを背負わせ狙いすました左ストレート。クンスックノーイの右ミドルをキャッチしてからの左ストレート、左インローを返していく。最後までミドルを蹴り続けるクンスックノーイだったが、田丸はきっちりとカウンターを合わせ続けた。

 判定は30-29、29-29、30-28の2-0で田丸が勝利を収めた。