火野裕士が樋口和貞との壮絶死闘制し、KO-D無差別級王座奪取。2・26後楽園でHARASHIMAと納谷幸男が次期挑戦者決定戦【DDT】
この事態に、今林GMは2・26後楽園で次期挑戦者決定戦を行い、勝者が3・21後楽園で火野に挑戦することを決めた。
火野は「ワシがベルト獲った理由。DDTにはジュニアはええ感じに揃っとる。アイドルみたいなレスラーがいっぱいおって、人気もすごい。どうしてもヘビー級がちょっと物足りへんなって感じがある。でも、よく考えてみてくれ。そんなことはないんや。納谷君、今ケガしてる吉村(直巳)もそう。秋山(準)さんだってまだまだ強い。(MJ)ポー、大鷲透だっておる。KANON、遠藤哲哉だってヘビー級や。ヘビー級揃っとるぞ。ジュニアあって、お笑いなんてどこの団体にも負けへん。ゲイだっておる。そこにヘビー級が混ざってきたら、日本一のプロレス団体、夢じゃないんちゃうの? ワシはヘビー級盛り上げるためにベルト獲ったんや」と熱弁を振るった。
バックステージで火野は「ワシがこうやって動き出したからには、このベルトを獲って始まりだからね。ここからがスタート。DDTをもっと盛り上げたいと思わす魅力がDDTにはあるからね。ジュニアばっかり盛り上がってるDDTがなんか違うと思ってた。このベルト獲ったからには、そういうヘビー級の強いレスラーで、どんどん盛り上げていったらええんちゃうの」と今後の青写真を描いた。続けて「(樋口は)まだまだあんなのには負けへんし、樋口にはもっと強くなってほしい。納谷だってまだまだや。もっと強くなって、すごいもんができると思う」と話し、次期挑戦者候補の2人については「HARASHIMAさんは言うことなし。体は小さいかもしれへんけど、あの気持ち、強さ、タフさ言うことない。彼こそ強いレスラーの一人やと思う。納谷君も育ててきて、もう言うことなし。立派なスーパーヘビー級。どっちが来てもおもろい試合になると思う」とニヤリ。