国宝「聖徳太子絵伝」が原寸大パネル、8K映像に!東京国立博物館「デジタル法隆寺宝物館」

アプリケーション〈8Kで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」〉

 その他、飛鳥時代に大陸から伝来した仮面芸能「伎楽」の仮面や装束を現存する資料から復元して展示。「聖徳太子絵伝」では第5面に41歳の頃、推古天皇20年(612)に百済(くだら)から帰化した味摩之(みまし)が伎楽を伝え、これを童子に習わせる場面がある。伎楽面は「呉女(ごじょ)」「迦楼羅(かるら)」、装束は「裳(も)」「袍(ほう)」を復元し、半年ごとに展示替え。伎楽面の原本は金曜と土曜に限定して同館 1階の〈第3室〉で公開されるので、見比べてみるのも面白いかもしれない。

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 同館が運営するYouTubeチャンネル「ぶんかつ【文化財活用センター】」では、現在「デジタル法隆寺宝物館」のスペシャル動画4本を日英中韓4カ国語で公開中。法隆寺ゆかりの名宝を最新技術で復元した「デジタル法隆寺宝物館」は半年ごとに展示替えし、国宝「聖徳太子絵伝」グラフィックパネル他の展示は7月30日まで。

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