2022年MVPの軍司泰斗がタイの強豪相手に初防衛戦。今年の目標は「フェザー級で世界一」【K-1】

初防衛戦でタイの強豪と対戦する軍司泰斗

 K-1ジャパングループ年間最大のビッグマッチ「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第3弾対戦カード発表会見が2月2日、都内で開催された。

 前日に行われたK-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」でMVPを獲得したフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がヴュー・ペッコウーソン(タイ/Petchkoson Gym)を相手に初防衛戦に臨むことが発表された。

 ヴューはタイではK-1に参戦中のコンペット・シットサラワットスアと並ぶ天才と称され、コンペットとの直接対決では3勝1敗と勝ち越すなど、現代ムエタイ軽量級の最高峰に位置している強豪。これまでBBTVフェザー級、オムノーイスタジアムスーパー・フライ級、タイ国プロムエタイ協会バンタム級の3つのタイトルを獲得している。戦績は75戦64勝(11KO)10敗1分。

 軍司は昨年は2月の東京体育館大会で那須川天心戦を控えた武尊とエキシビションマッチで拳をまじえK-1のトップの魂を伝承。8月に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」での優勝を含め5戦5勝(2KO)の戦績を残し、2022年の最優秀選手賞(MVP)を獲得した。そのトーナメントを制した際には「世界最強を証明したい」と強豪外国人選手との対戦を希望。今回はその希望が叶う形となった。

 軍司は「強い外国人選手とやりたいと言っていた。僕はムエタイは見ないのであまり分からなかったが、コンペット選手に3回勝っているということで、強い印象がある。その強い選手と防衛戦ができて良かった。しっかり勝って次のステージに進みたいと思っている」などと語った。

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