“胸毛ニキ”八須拳太郎が内に秘めた夢、かつての師匠・日高郁人との対戦を勝ち取る【P.P.P.TOKYO】

フィニッシュはフランケンシュタイナー(撮影・蔦野裕)

 八須がスタンドでアームロックを狙うとマジックミラー号マスクは変形のエクスプロイダー、蹴り足をつかんでは変形キャプチュードと多彩な投げ技で八須を追い込んでいく。しかし八須はカウント2で返す。フィニッシュを狙ったマジックミラー号マスクが会場に響き渡るほどの強烈な頭突きからラリアットを狙うが、交わした八須はフランケンシュタイナーで逆転の3カウントを奪った。

 試合後、潔く負けを認めたマジックミラー号マスクに促され、マイクを持った八須は「俺の夢はちゃんよたと結婚したいです。と言いたいところなんですが、俺は実は12年前に某プロレス団体に入門して、あまりの厳しさに挫折して夜逃げしました。その時にコーチとしてものすごくお世話になっていた方がいます。その選手は日高郁人選手です。日高郁人選手と試合をさせていただけませんでしょうか」とこれまで胸の内に秘めてきた夢を口にした。