日本最高峰の蘭にらんの谷…艶やかな色と香りに包まれる蘭の祭典「世界らん展2023」
花創作家・志穂美悦子さんの作品「緋の舞」
会場中央には花創作家の志穂美悦子さんによる作品「緋の舞」。衝撃の紫紺のコチョウラン「ブルージーン」に、志穂美さんの作品に必ず登場する「バンダ」を合わせ、見る者を紫の炎の中に誘う。隣には華道家の假屋崎省吾さんによるダイナミックなフラワーアートが展示され、大胆なデザインと圧倒的な美しさに息を飲む。
NHK「趣味の園芸」の人気企画、俳優の滝藤賢一さんが存在感やフォルムに惹かれる植物を紹介する “これ、かっこイイぜ!” のコーナーも登場。滝藤さんを模した(?)フラワーアートや、珍しい多肉植物を中心とした植物が並び、そのセレクトにも注目したい。
さらに日本最高峰の育成者が育てた珠玉の蘭が集結する特別展示「日本大賞受賞者の匠の技」、全国から選りすぐりの蘭や花を集めて即売する「ボタニカルマーケット」も充実。「世界らん展2023 -花と緑の祭典-」は、東京ドームシティ プリズムホールにて14日まで。入場料金1800円、10日(金)18時以降に限り1000円。保護者同伴の小学生以下無料。