対抗戦で対戦の玖村将史「K-1の強さを見せて圧倒的に勝ちたい」、鈴木真彦「乗り込む形なのでめっちゃ燃えている」【K’FESTA.6】

対戦が決まった寧仁太・アリ(左)と實方拓海

實方「“お前、誰だ?”とか心無い誹謗中傷がいっぱいあるんじゃないかと思う」

 寧仁太は現Krushウェルター級王者。「蹴りでもパンチでも倒せるファイトスタイルが特徴。ウェルター級でトップの実力を持った選手」(K-1の中村拓己プロデューサー)で戦績は9戦8勝(5KO)1敗なのだが、この1敗は野杁正明に喫したもの。實方はプロで4つのタイトルを獲得した強豪でRISEの伊藤隆代表も「RISEのトップランカーであるのは間違いない。柔の實方、剛の寧仁太選手。勝負論のある試合だと思う」などとその技術と実力に太鼓判を押す。

 寧仁太は「この前の試合が終わってからK’FESTAに出たいというアピールはしていたが、その中でも特別な枠で出させてもらうということで、ありがたいし、自分の名前を日本中に知らしめたいと思っている。實方選手は技術がすごくあるが、僕はそれに勝るくらいの身体能力があると思っている。Krushのベルトを持っているので、そのベルトの価値を落とさないようにKrush、K-1との差を見せつけて勝ちたいと思っている」と語った。

 實方は「ツイッターが荒れますね。このそうそうたる並びの中に僕というのはパンチが弱いと思うんですが。特に“お前、誰だ?”とか心無い誹謗中傷がいっぱいあるんじゃないかと思うが、期待値が低い分、後は上がるだけ。僕はこの階級で自分が一番強いと思っているし、誰よりも練習している自信があるし、覚悟を持って自分の人生を格闘技にかけているので、この試合が終わった後に僕のことを知らない人は誰もいなくなると思うので、楽しみにしていてください」とウィットに富んだコメントで意欲を見せた。