対抗戦で対戦の白鳥大珠「ここで負けたら伊藤代表に合わす顔がない」、佐々木大蔵「どういったアート作りができるか楽しみ」【RISE ELDORADO】

「負けたら伊藤代表に合わす顔がない」と白鳥

ルールに慎重姿勢の新美に門口が「僕、ワンキャッチもできないんで」

 試合はRISEルール、RISEの判定基準で行われるのだが、愛鷹は「ワンキャッチありとかの点はK-1とは違うが、自分のファイトスタイル的にそんなルールの細かいことを気にするタイプではないので、取りあえず俺はぶん殴って倒すだけ。問題ない」と意に介さず。佐々木は「自分はいろいろな技を使いながら試合を進めていくんですが、今回はできることが増える。自分は試合することは作品だと言っているんですが、どういったアート作りができるかというところで楽しみに思っている」と前向きな姿勢。

 新美は「ワンキャッチワンアタックというルールとK-1ルールは全然違うものなので、しっかり練習して。うちのジムにも“首相撲ニキ”がいるんで。同じように戦うんじゃなくて、しっかりルールを理解して、採点方法も理解したうえで戦いたいと思っている」などと慎重な姿勢を見せたが、門口が「僕、ワンキャッチもできないんで」と告白。果たしてどんな試合が展開されるのか。
 
 一方、迎え撃つRISE勢は南原は「土俵がRISEの土俵なので、ここの部分では絶対に負けるわけにはいかない。僕らはヘビー級なので細かい技術とかは軽い階級の選手に比べるとそんなにないと思う。ただ面白い試合が、倒し合いが必ず起こる。もちろんRISEルールのキャッチも使いますが、それ以前に大きい選手が倒し合うという姿をお見せしたい。倒し合うというか僕が必ず倒し切りたい」とKO勝ちを宣言。門口は「負けられへんプレッシャーはヤバいですね。えぐいです」と本音をポロリ。白鳥は「もちろんRISEでやるので、ここで負けたら伊藤代表に合わす顔がないんで。その分プレッシャーがあるが、そのほうが自分を追い込めると思っているので楽しみ」と自らにプレッシャーをかけた。

〈2月10日発表のカード〉
「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)
◆K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)vs 鈴木真彦(山口道場)

◆K-1フェザー級/3分3R・延長1R
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)vs 安本晴翔(橋本道場)

◆K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)vs 實方拓海(日本/TSK japan)

「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)
◆Super Fight!スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)vs 佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆Super Fight!フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
門口佳佑(EX ARES)vs 新美貴士(名古屋JKファクトリー)

◆-90kg契約 3分3R延長1R
南原健太(極真会館)vs 愛鷹 亮(力道場静岡)
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