荒井優希がアジャコングとのタッグ&シングル戦に向け意欲「今のすべてを見せたい」【東京女子プロレス】
原宿にねだられ歌に合わせてダンスを踊る荒井
東京女子プロレスが2月11日、東京・後楽園ホール大会を開催した。名古屋を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活躍する荒井優希が女子プロ界の“レジェンド”アジャコングとのタッグ戦とシングル戦に向け意欲を見せた。
荒井はデビューして、まだ5カ月だった2021年10月9日に東京・大田区総合体育館でのタッグマッチ(渡辺未詩、荒井組vsアジャ、宮本もか組)でアジャと初対決し、ダイビング・エルボーでごう沈した。それから1年余の期間を経て、おヒザ元の名古屋国際会議場イベントホール大会(2月18日)でタッグ対決(山下実優、荒井組vsアジャ、宮本組)、3月18日の東京・有明コロシアム大会ではアジャとの初のシングル戦が決まっている。
この日、第4試合に出陣した荒井は原宿ぽむと一騎打ち。原宿は荒井のTシャツを身にまとい「ゆき」と書いたうちわ、サイリウムを持参して“荒井推し”を装って登場。荒井がリングインすると、原宿は「ゆきちゃんのライブが見たい!」とおねだり。荒井が所属するチームKⅡの新曲が流れると、荒井は歌に合わせてダンスを踊り始めた。さらに原宿が「Finally(カカト落とし)して!」と書いたうちわを見せると、荒井はFinallyを見舞おうとするも、すべては陽動作戦だった。回避した原宿がスクールボーイで丸め込むとゴングが鳴った。原宿の足攻めに苦しんだ荒井だが、フルネルソンバスターからFinallyを叩き込んで3カウントを奪取した。