荒井優希がアジャコングとのタッグ＆シングル戦に向け意欲「今のすべてを見せたい」【東京女子プロレス】

　また、1月29日、埼玉・春日部ふれあいキューブ大会での試合で左手の指を負傷し、今大会を欠場した長野じゅりあがリングに上がってあいさつ。長野によれば、左手人差し指の第一関節を骨折し、腱を断裂。中指の第一関節の腱も切れており、2月9日に手術を受け針金が入っている状態だという。3カ月は安静にする必要があり、早くても復帰には3カ月以上がかかる見込みだ。それでも、長野は「リハビリをして、必ずこのリングに戻ってきます。待っててください」と気丈に語った。

　なお、第3試合ではデビュー3年目に入った遠藤有栖が先輩の宮本と一騎打ち。宮本の羅生門、ゼロ戦キックを耐えた遠藤は磐梯山からキャメルクラッチで絞め上げた。2度エスケープされたものの、執念のキャメルクラッチで宮本がギブアップ。遠藤はデビュー2年1カ月で涙のシングル初勝利をマークした。遠藤は「全然超えたなとは思ってなくて、これからもっともっと勝ち続けて立派なプロレスラーになります。絶対キャメルで取りたいっていう部分があった」とコメントした。

　第1試合ではイッテンヨン（1月4日）、後楽園で同日デビューした上原わかなとHIMAWARIがシングルで激突。上原がスリーパーでギブアップを奪って初勝利を挙げた。上原は「夢プロレスのときから、ずっと悔しい思いをしてて、やっと勝利をつかめた。もっと練習に励んで、いつかはトップを狙えるような、ベルトに挑戦できるような選手になれるよう頑張っていきたい」とコメントした。