笠原弘希が再々延長にもつれ込む接戦の末、ムエタイMVPの強豪を撃破【SB】

再々延長Rに笠原がバックドロップでSP2を獲得し試合を決めた(撮影・三田春樹)

 再々延長R、圧をかける笠原をラムナムムーンレックはパンチで迎撃。右アッパー、左フックが笠原の顔面をとらえる。笠原は詰めて左ボディー、右フック。ラムナムムーンレックは右アッパー、左フック。笠原が詰めて右ボディーもラムナムムーンレックはワンツー、右アッパー、左ストレートをヒット。しかし一瞬のすきを突いて組み付いた笠原が組み付いて鮮やかなバックドロップ一閃。これで笠原がシュートポイント(SP)2を獲得。残り時間30秒を切り、なおも笠原が前に出てパンチを放っていくがラムナムムーンレックもパンチで応戦。このラウンドは10-8、10-8、9-8で笠原が3-0で取り、計6Rに渡る戦いに勝利を収めた。

 なおSBでは今大会からU-NEXTで試合の模様を配信。見逃し配信も行われる。

「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)
◆第8試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)(5R1分49秒、KO)山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位/挑戦者)○

◆第7試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)(再々延長判定3-0=10-8、10-8、9-8 再延長0-0=10-10、10-10、10-10 延長0-0=10-10、10-10、10-10 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)ラムナムムーンレック・ティーデット99(タイ/RWSライト級王者、ムエタイ2022MVP、WMC世界ライト級王者)●

◆第6試合 61.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)TAaaaCHAN(PCK連闘会/元INNOVATIONフェザー級王者)●

◆第5試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-27)ガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)●

◆第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級1位)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)有馬伶弍(龍生塾)●

◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)田中佑樹(HAWK GYM)○

◆第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●竹山和貴(NEXイチムエ)(2R2分59秒、KO)風間大輝(橋本道場)○
※フロントチョーク

◆第1試合 62.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
○仲田光大(SANDA CLUB Mz)(2R1分32秒、TKO)相内 誠(K26)●
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