プロ無敗の山田虎矢太が植山征紀を破り憧れのベルトを獲得「自分にしか似合わないベルトになるように頑張る」【SB】
新王者となった山田虎矢太(撮影・三田春樹)
シュートボクシング(SB)の2023年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ」が行われ、同級1位の挑戦者・山田虎矢太(シーザージム)がで王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)を5RKOで破り、新王者となった。
植山は2018年11月の「SB日本スーパーバンタム級王座決定戦」で当時無敗だった笠原友希を3RTKOで破り王座を獲得。その後はSBだけでなく、RIZIN、RISEといった他団体のリングでもその強打者ぶりを爆発させてきた。2021年12月の初防衛戦では、タフな竹野元稀を3RKOで葬り、今回は2度目の防衛戦だった。
対する山田は現在売り出し中の“山田ツインズ”の弟。現在、プロ戦績9戦9勝(6KO)の無敗街道をばく進中で、前戦となった昨年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」では下馬評を覆しRISEのスター選手、有井渚海をカウンターの右ストレート一発で仕留め、会場を大きく沸かせた。