プロ無敗の山田虎矢太が植山征紀を破り憧れのベルトを獲得「自分にしか似合わないベルトになるように頑張る」【SB】

山田のカウンターの左フック(撮影・三田春樹)

 また試合後の会見でも「全然実感がわかないというか、小さいころから観客として見ていたベルトなので、それが自分の腰に巻かれているというのがいい意味でも悪い意味でも実感がわかないんですが、これが自分にしか似合わないベルトになるようにこれからも頑張りたい」と繰り返した。

 今後については「55kgという階級は日本人の中では激戦区だと思っている。そんな中で植山選手という他団体でも活躍している選手に勝てて、これから植山選手が戦ってきたようにRISEとか他団体の選手と戦うことが自分の使命になってくると思うので、そこをしっかりとやっつけて、自分がSBの王者として55kgのトップを取れるようにこれからも頑張りたい」と他団体との選手との対戦にも興味を見せた。また「今、体を大きくしている最中で、ベルトを獲ったばかりなんですが、55kgで結果を残したら57.5kgのフェザー級でもベルトを獲りに行きたい。年内にも2階級制覇を狙いたい」と2階級制覇も目標に掲げた。

 なおSBでは今大会からU-NEXTで試合の模様を配信。見逃し配信も行われる。

「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)
◆第8試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)(5R1分49秒、KO)山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位/挑戦者)○

◆第7試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)(再々延長判定3-0=10-8、10-8、9-8 再延長0-0=10-10、10-10、10-10 延長0-0=10-10、10-10、10-10 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)ラムナムムーンレック・ティーデット99(タイ/RWSライト級王者、ムエタイ2022MVP、WMC世界ライト級王者)●

◆第6試合 61.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)TAaaaCHAN(PCK連闘会/元INNOVATIONフェザー級王者)●

◆第5試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-27)ガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)●

◆第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級1位)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)有馬伶弍(龍生塾)●

◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)田中佑樹(HAWK GYM)○

◆第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●竹山和貴(NEXイチムエ)(2R2分59秒、KO)風間大輝(橋本道場)○
※フロントチョーク

◆第1試合 62.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
○仲田光大(SANDA CLUB Mz)(2R1分32秒、TKO)相内 誠(K26)●
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